パーヴォ・ヤルヴィ作品一覧
現在世界で最も活躍している指揮者の一人と言えるパーヴォ・ヤルヴィ。
本ページでは彼が携わった膨大な作品群の中から、現在配信中のものをハイレゾ含めピックアップいたします。
【2019年2月6日(水)配信開始】
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
1985年の指揮者デビュー演奏会でも取り上げ、以来30年以上にわたり重要レパートリーとしてきたシベリウスの7曲の交響曲。その反面、録音としてはシンシナティ時代の2001年に第2番を録音していたのみというものを遂に録音。
DSDを含む3フォーマットでの配信となります。
Paavo Jarvi (conductor) Orchestre de Paris『シベリウス:交響曲全集』
フランスの名門、パリ管弦楽団が今回の録音の相手に選ばれています。
「私はシベリウスの演奏伝統など信じない。パリ管にはそうした伝統がないからこそ、作品をありのままに捉えその深奥に偏見なく迫れる」と自ら熱く語るように、パリ管はシベリウスの独創的かつ個性的な音楽語法を見事に咀嚼し、持ち前の豊麗かつ深みのある美しいサウンドで、新たな作品像を描き出しています。2010~16年のパーヴォのパリ管音楽監督時代の最大・最重要の遺産であり、フランスのオーケストラによるシベリウス全集の録音はこれが初めて。パーヴォは2015年、パリ管とのシベリウス演奏の功績を高く評価され、シベリウス・メダルを受賞しています。
moraで配信中のパーヴォ・ヤルヴィ関連タイトルをこちらにまとめました。
パーヴォ・ヤルヴィ関連タイトル
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Nielsen: The Complete Symphonies 1-6
Paavo Jarvi
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ブルックナー:交響曲第5番
Paavo Jarvi
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シューマン:交響曲第1番「春」&第3番「ライン」
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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シューマン:交響曲第4番、序曲・スケルツォとフィナーレ&コンツェルトシュトゥック
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、3番&10番~パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルの世界
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ブラームス:交響曲第1番&ハイドンの主題による変奏曲
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ブラームス:交響曲第2番、悲劇的序曲&大学祝典序曲
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ブラームス:交響曲第3番&第4番
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ベートーヴェン:交響曲全集
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ベートーヴェン:序曲集
Paavo Jarvi & Deutsche Kammerphilharmonie Bremen
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ブルックナー:交響曲第1番[1866年リンツ稿]
Paavo Jarvi (Cond.) Frankfurt Radio Symphony Orchestra
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ブルックナー:交響曲第2番
Paavo Jarvi (Cond.) Frankfurt Radio Symphony Orchestra
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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック 」
Paavo Jarvi (Cond.) Frankfurt Radio Symphony Orchestra
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ブルックナー:交響曲第6番
Paavo Jarvi (Cond.) Frankfurt Radio Symphony Orchestra
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R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき&メタモルフォーゼン
Paavo Jarvi (conductor) NHK Symphony Orchestra, Tokyo
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R.シュトラウス:英雄の生涯&ドン・ファン
Paavo Jarvi (conductor) NHK Symphony Orchestra, Tokyo
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R.シュトラウス交響詩チクルス[2]:ドン・キホーテ、ティル・オイレンシュピーゲル&ばらの騎士
Paavo Jarvi (conductor) NHK Symphony Orchestra, Tokyo
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ムソルグスキー:展覧会の絵&はげ山の一夜
Paavo Jarvi (conductor) NHK Symphony Orchestra, Tokyo
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第2番&第4番
仲道 郁代 & パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&第3番
仲道 郁代 & パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル
パーヴォ・ヤルヴィ プロフィール
現在世界で最も活躍している指揮者の一人。NHK交響楽団首席指揮者、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン芸術監督、エストニア国立交響楽団芸術顧問。
1962年、エストニアのタリン生まれで、父は有名な指揮者ネーメ・ヤルヴィ。生地の音楽学校で打楽器と指揮を学んだ後、1980年にはアメリカに渡ってカーティス音楽院に入学し、またロスアンジェルス・フィルの指揮者コースではレナード・バーンスタインに学ぶ。
スウェーデンのマルメ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィル首席客演指揮者などをつとめた後、シンシナティ交響楽団音楽監督(2002年〜2012年)、フランクフルト放送交響楽団首席指揮者(2006年〜2013年)、パリ管弦楽団音楽監督(2010年~2016年)を歴任。
また2010年、故国エストニアのペルヌにペルヌ音楽祭を創設し、毎シーズンの締めくくりに1週間にわたってマスタークラスと演奏会を行っている。音楽祭の中心を担うアンサンブルとしてヤルヴィが創設した「エストニア・フェスティヴァル管弦楽団」は、地元エストニアの優れた奏者のみならずヨーロッパ各地のメジャー・オーケストラからヤルヴィ自身によって直接選ばれた奏者で組織され、芸術的にも大きな成功を収めており、海外ツアーも予定されている。
ベルリン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、ウィーン・フィル、フィルハーモニア管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ 響、ミュンヘン・フィル、バイエルン放送交響楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団など、欧米の主要オーケストラにも定期的に客演している。
演奏レパートリーは幅広く、バロックから現代音楽に及ぶ。またアルヴォ・ペルト、エリッキ=スヴェン・トゥール、レポ・スメラ、エドゥアルド・トゥービンなど、故郷エストニアの作曲家の演奏には積極的に取り組んでいる。
父ネーメと同様にキャリアの初期からレコーディングにも非常に積極的で、さまざまなオーケストラを指揮して、RCA Red Seal、ソニー・クラシカル、テラーク、エラート(旧ヴァージン・クラシックス)、BIS、シャンドス、ECMレーベルなどから多数のアルバムが発売されている。
オフィシャルホームページ(英語)
http://www.paavojarvi.com/